ドイツ生活の中での変化点

LIFE

どうも!マサです。

ドイツに住んで5年目になります。

今回はドイツ生活において自分自身の変化点について記載して行きます。

Podcastでも話してます。

 
 
 自己主張
 
まず、海外でこれが出来ないと、プライベートや仕事で上手くやっていけれないと思います。

僕は、日本の時あまりこういうのは苦手でしてこなかった方だったのですが、まず、日系企業と外資系企業に変わった時に自己主張という面で大きく違いを感じました。

会議中などでの質問や自分の意見をハッキリ言う。

これは日系の時と比べて全然違う環境でした。

日系の時は何か発言をしよう思うなら、その発言によっては後々文句言われたり、嫌な目で見られたりとかっていう環境でした。

それがあるから、発言する場でもある会議が一部のみだけの会議になり、発言しない人に対して不思議に思わない。

外資はそれが全く逆ケースが多いんです。

会議で発言しない人は何で黙ってるんですか?

みたいな雰囲気になりますし、何か言わないといけないなとも思ったりします。

これが外資系に入って自己主張という面で学んだ事でもあり、実体験出来ていました。

ただ、海外で仕事をする上で、現地の方とやり取りをするのにもっと自己主張が必要という事です。

ドイツでの会議では凄く意見が飛び交います。

年下であろうが上であろうがおかまいなく議論をします。

それがこっちでは評価されるんです。

本当に黙っていると、心配され何で何も言わないのか?

もっと言わないといけないよ!

とか、上司や同僚などに言われたりします。

自己主張をしないとこっちでは上手く仕事が出来なく、評価も低いんです。

こういう環境に身を置くと、日本に居た時より自己主張はかなり身についてきました。

仕事のやり方はその国の文化から来ているものが多く、日本と違いが見れて本当に勉強になってます。

ただ、こっちのやり方をそのまま日本でやっちゃうと上記で述べた違いがあるので、痛い目に合います。

だから、少しずつ日本の気質や文化に合わせながら、自己主張を日本での会議もやって行ってます。

僕はやっぱり会議は議論する場であって、歳や経験関係なく疑問に思った事や意見などは言うべきだと思います。

それをちゃんと聞いて判断するのがリーダーの仕事なので、リーダーの為にも意見は言った方がいいと思ってます。

要するに海外での自己主張は自分を守る事にも繋がります。

そして、チーム力や会社の為にもなると思います。
 
 
 断りも立派な回答
 
もう一つは断る事です。

これも仕事上の話になるんですが、自動車業界ではOEMの方針、指示通り合わすのがサプライヤーと言われる部品メーカーなんです。

なので、日系のサプライヤーはお客さんがやれと言ったら理にかなってない事でもやるケースが多いんです。

あと、無理難題を言われそれをやらないと次の仕事に大きく影響される

だから、はい。という回答が大半なんです。

でも、海外のサプライヤー、OEMは違います。

基本フェアな立場です。

大きな流れは日本と同じようにOEM主体で動いてますが、出来ないものは出来ないとこっちのサプライヤーは答えます。

それはOEM側も理解をし違う手を考えるんです。

断ることは双方にとって良いんです。

もちろんケースバイケースという事はあります。

最初からできない事が分かっていてそれをやって結局できないという回答の方が時間の無駄に繋がったりします。

技術面でしたら、先行開発部門が無理難題に取り組んで、それが技術発展につながりますが、それ以外で厳しい要求で出来ないと分かっているのであれば、こっちの人たちは断ります。

それは、立派な回答なんです。

プライベートでも、行きたくない時はちゃんと断った方が相手の為にもあるので、しっかり断ってきます。

僕もこっちでそういう事を学んで、断ったりしてますが、断り方には気を付けてます。

日本とドイツでは違うので。

要するにこれも文化が違うので捉え方が違うってくるんです。

その辺も各国で違うので学びながらやっていきたいなと思ってます。

もちろん皆がみんなそうじゃないですが、僕が経験した事を記載せて頂きました。

何かしらご参考になれば幸いです。

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