どうも!マサです。
ドイツに住んで5年目になります。
今回はドイツの教育システムについて投稿していきます。
Podcastでも話してます。
先日僕のYouTubeチャンネルMasa Life Tubeのトークセッションに出演して頂いたチーちゃんと色々ドイツの教育システムについて結構話しました。
チーちゃんは日本生まれなんですが、ご両親のお仕事の関係で幼少期にドイツへ来て、ドイツ現地の学校に行き教育を受けてきた方なんですが、めっちゃ違いがあり勉強になりました。
一番驚いたのは、ペーパーテストの結果より討論がしっかりできる人が評価される!
これを聞いた時、やっぱりそうかーーーー!
って、心の中で叫びました。
本当に色んな思い当たる節がありすぎで一番テンション上がった瞬間でもありました。
と、いうのも僕はドイツ現地企業で働いており、前は日系、アメリカの企業で働いてきてドイツ、アメリカの企業はプレゼンの上手い人が生き残っていくんです。
数字で結果を出しているより、プレゼンが上手い人の方が評価され信頼されるケース多々あります。
日系と大きく違う所です。
また日本の学校は全てペーパーテスト結果。
論破出来る人は反対に煙たがられるケースが多いですよね。
あと、ドイツでは質問する人にもちゃんと評価を与えたりとか、とにかく静かにしていたら何も評価がないという評価基準。
こういうのが全て仕事の会議やプレゼン力に繋がっていってるのだと思います。
もちろん日本人もプレゼン上手い方々たくさんいらっしゃいますが、全体的にみるとドイツやアメリカの方がかなり多く見受けられます。
会議やプレゼンでの質問なども多く、日本人はあまり質問をしないケースが多いんです。
会議終わった後、怒涛の質問攻めをするのが日本人の特徴だと思います。
こう教育システムはドイツだけでなく、ヨーロッパ諸国にもあり、アメリカなどでもありそうな感じですね。
こっちの方々は大人しくない。
と、いうのもこういった教育から来てるのかなとも思います。
ドイツにも日本と同じように義務教育があります。
ただ、年数が違ったりします。
ここで驚いたのは義務教育でもありながら留年があるんです。
総合評価に達さないと次の年に上がれない。
結構そういう人多いみたいなんです。
グルンドシューレ(Grundschule)という小学校で6歳から10歳までは皆同じシステム内で教育を受けます。
そして、10歳ぐらいの時に今後の方向性を決められてしまうシステムなんです。
大きく3つに分かれるシステムがあります。
・ ハウプトシューレ (Hauptsschule)
・ レアルシューレ (Realschule)
・ ギムナジウム (Gymnasium)
基幹学校と言われる義務教育が終わると、働く為の職業学校に行くケース。
日本でいう高卒後、就職するケースにあたります。
実科学校という専門分野での学校に行き専門分野での職に就くケース。
日本でいう、高卒後、専門大学や短大に当てはまります。
エリートコース。大学、マスター、ドクターなど行くケース。
日本でいう、高学歴に当てはまります。
こういったコースが10歳ぐらいに判断されるのは、個人的には早いな。
と、思います。
ただ、途中でコースを変える事もできるみたいですが、かなりの努力が必要との事です。
あと、州によってちょっとシステムが異なるみたいです。
もう一つ、びっくりしたのが教科書を買う必要がない。
使いまわしで、いつも学校に教科書はある状態なんです。
これはご家族にとって出費を防ぎ、何よりリサイクルにもなってます。
教科書が新しく更新されれば学校が購入してそれを上級生から下級生まで使う。
本当、日本と色々大きく異なり、メッチャ勉強になりました。
もちろん完璧な教育という事はないのですが、どの国も問題はあります。
ただ、その国々の良いとこ取りが日本でも出来て行ったら、取り入れて行ったら、より良い日本教育環境になるのかなと思います。
チーちゃんから本当色々学べることができました。
改めてありがとうございました!
皆さんに何かのご参考になれば幸いです。
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